旅から帰ってきて数日たち、やっと今日くらいから頭が元に戻ってきたみたい。
正直、月~水は殆ど会社で何もできんかった。(笑)
社会人旅行者はしんどいです。はい。
で、今日はそんな社会人旅行者のお話。
今回、旅をしたのがGWというせいもあって、会う旅行者達が「働いてて短期間勝負」というタイプの旅行者に出会って話す機会が多かったです。
私もそれに入るのですが、僕なんかはまだ恵まれている方です。休み長かったし。大変な人は2泊3日でバガン~マンダレー~インレーを駆け抜けたという恐ろしい人がいました。
※ちなみにバガン→インレーはバスで10時間かかります。バガン→マンダレーは少し短いくらいです。飛行機によりあわただしく旅をしていたそうです。
途中バガンの宿で知り合いになったMさんという方がいまして、インレーに一緒に行くことになり宿もシェアしました。
Mさんは過去に長い事(1年半)旅をしており、今回はショート(2週間くらい)でミャンマーを訪れていました。現在会社を辞めて無職だそうですが、今後は仕事しながら短い休みで旅にも慣れる必要があるかもと言ってました。う~ん、うらやましい。
で、色々と社会人として旅するってのがどんなことなのかな~ってことを昼間っからビール飲みつつ喋っていたのですが、社会人は時間貧乏になってしまっているのでは?という事になりました。
で、Mさんは「自分もそうなるのか、つうか、そうすべきなのか?」と言ってました。
まあ、当然ながら長期な人たちは時間はあるので、今日は洗濯以外は何もしね~ぞという気になったら宿でだらだらと過ごすのも問題ないのですが、社会人は休みに限りがあるので、いかに効率よく廻るか、動くかを無意識に考えてしまいます。
一カ国に見所が多く散在している場合、全部廻るぞ~という方向に走りがちになってしまいます。日本にいた場合、2泊3日あったとして、東京と京都を一気に廻ろうとするか?というと当然ながらやりません。しかし、外国だと「もう来れないかもしれない」とか、「来年は別の国へ行きたい」という思いが働いて負担のかかる旅を無意識にしています。スケジュール作ったりして。そうなるとツアー旅行の強行軍とあまり変わらないような・・・と思うわけで。
そうなると、本当に楽しめたのか?という疑問が後でふと沸いてくるわけです。
一人旅のよさというのは、自分で自由に動けるというのが一番いいと思っていますが、自分で無意識に縛ってしまい、結局疲労感満載で帰国という状態になるのではと。
今回、結構目的もない状態で廻ったのでスケジュールも結構適当でした。それで思ったのですが、結局時間には追われているわけだけど「廻れなかった場所はまたこればいいや」という思いで旅をすれば、余裕が出てくるのではと。
再訪するチャンスは難しいかもしれませんが、本当に行きたかったらまた来るでしょう。チャンスはいつでも作れるはずです。時間貧乏にならないような思いをしっかり持つのが「社会人旅行者のコツ」なのではないかな・・・と思うわけです。はい。
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